2013年4月7日

大槌町桜木町の裏にある山に桜の苗木を21本植えるお手伝いをしました。

この山は「城山」といい、2011年3月11日の東日本大震災によって山が燃える大きな被害を受けました。

桜木町は津波により家屋1階天井まで浸水した地区で、すぐ裏の山に避難するも、長年使っていなかった避難道が獣道になっていたために、避難自体はもちろん、その後の情報収集でも随分と不便な思いをされました。この経験から、今回新たに総延長750mの避難道を整備し、1次避難場所を設ける工事(平成24年度新しい公共の場づくりのためのモデル事業「東日本大震災・津波被災者支援事業」)の着工が決まりました。そして、その新設された避難道を再び獣道にしないためにも、この避難道に沿って桜の植樹を行い、日頃から近隣の方に遊歩道として歩いていただき、人の手が常に入れやすい環境を作るという目的で、当プロジェクトの「桜木の花道」計画が一緒に動くことになりました。(花道プロジェクトHPより)

このプロジェクトの一環で今年は21本の桜の苗木を植えることになりました。

澤口勝美さん(桜木町在住)と「非営利団体花道プロジェクト」矢野アキ子さん(代表)を中心に、桜木町の住民のみなさんや「NPO法人桜並木ネットワーク」「NPOみどりと自然を育む会」「カリタス大槌ベース」などと協力して植樹をしました。

桜P 桜P 桜P

この日は暴風雨との予報が出ておりましたが、作業中は降ったり止んだりの小雨で済みました。

桜木町住民地元住民の方もご家族で参加してくださいました!

意外と体力を使う作業でしたが、汗を流しながら1本1本丁寧に植えました。

桜P 広島からこの日のために来た女子2人 桜P

写真真ん中の2人は広島からこの日のためだけに来てくださいました。

この桜木21本は避難路の一部となります。他の部分はこれからですが、万が一何かあったときにまた不便な思いをしないようにカリタス釜石も避難路の整備、植樹のお手伝いをさせていただきたいと思います。

桜P集合写真

植樹が終わってパチリ☆

城山より 桜野さん…桜野さん(NPO法人桜並木ネットワーク)左

すべての作業が終了して車にみんなで乗り込んだ瞬間に、大雨・・・よかった!